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Pathfinder Module City of Golden Death 5レベル・パスファインダーRPGキャラクター用の冒険。 欲望の代価 エンカーサン湖 Lake Encarthan の中心に、謎と裏切りの呪われた地、恐るべき恐怖の島 the Isle of Terror がある。島の負のエネルギーの嵐の内には、魔術師王 Tar-Baphon の秘宝都市が何世紀も封印されている。現在、仮面のカルト信者が、伝説の都市の富は生ける神ラズミール the Living God Razmir の物であるとして、黄金都市 Xin-Grafar を開放した。PCたちは恐怖の島の毒の沼や枯れた荒野を抜けて the City of Golden Death までカルト信者を追うことができるのか? そしていかなる忘れられた危険が、暗黒の信仰が全世界に広まるのを防ごうとする彼らに立ちふさがるのか? City of Golden Death は5レベル・キャラクター用の冒険であり、パスファインダー・ロールプレイング・ゲームのために書かれ、世界で最も古いRPGの3.5版と互換性を持つ。冒険の特徴は野外とダンジョンの混合で、都市から溶けた黄金が流れ出す前に邪悪なカルト信者を止めるため、廃墟と化した黄金都市を突っ切る競争をする。 この冒険は the Pathfinder Chronicles campaign setting 中の伝説的な恐怖の島 the Isle of Terror を舞台とするが、いかなるゲームワールドのために改変することも容易である。これは単体の冒険として使用することも、Crypt of the Everflame、 Masks of the Living Godに続く、the Price of Immortality 三部作の最終章として使用することもできる。 著者 Joshua J. Frost Pathfinder Module は32ページの、高品質、フルカラーの、パスファインダーRPGとスタンダード3.5ファンタジーRPGルール双方で使用できる、OGLを使用した冒険である。全ての Pathfinder Module はプレイヤーをすぐに冒険に飛び込ませることができる事前に作成されたキャラクター4人と、プレイを盛り上げるフルカラーのマップを含む。 ISBN 13 978-1-60125-225-8 カテゴリ:Pathfinder Module │ 製品リスト
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メニュー メインメニュー トップページ FAQ 各メーカーの評価 海外ソフト販売サイト メーカー別メニュー ・ ソニー・コンピュータエンタテインメント └ GOD OF WAR III ・ マイクロソフト株式会社 ├ Gears of War └ Gears of War 2 ・ エレクトロニック・アーツ └ The Godfather ・ スクウェアエニックス ├ Call of Duty:MW2 ├ Just Cause2 ├ Kane Lynch2:DD └ Singularity ・ スパイク └ The Darkness ・ THQジャパン株式会社 └ Saints Row 2 ・ ディースリー・パブリッシャー ├ Dark Sector └ Bioshock2 ・ ユービーアイソフト ├ Brother in Arms:HH └ X-Blades ハード別メニュー ・ PLAYSTATION3 ├ Brother in Arms:HH ├ Call of Duty:MW2 ├ Dark Sector ├ GOD OF WAR III ├ Just Cause2 ├ Saints Row 2 ├ The Darkness ├ The Godfather └ X-Blades ・ Xbox360 ├ Brother in Arms:HH ├ Call of Duty:MW2 ├ Dark Sector ├ Gears of War ├ Gears of War 2 ├ Just Cause2 ├ Saints Row 2 ├ The Darkness ├ The Godfather └ X-Blades リンク 日本国内のゲーム規制問題を考えるwiki
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The meaning of this war? 戦いで勝つ為に、複数のネクロマンサーが様々なドールを作っては戦争に送りこむ それを「花園戦争」と呼ばれる あるネクロマンサーによって新しく生み出されたドール達は 酣戦(かんせん)された戦いの場へと放り込まれる 今まで花園戦争で、ずっと戦っていた他のドールは 新しく生み出された訪問者を追い出そうと一つになって戦いに挑んでくるのだ それを退ける事は出来るのか? 名前 コメント すべてのコメントを見る
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FAQ 【製品情報】前作からの引継ぎはありますか? 2からやっても大丈夫ですか? 何人で遊べますか? 日本版の特典とアジア・北米版の違い 北米版とアジア版の違いって? 海外版を入手して遊びたい! ゴールドランサーについて詳しく教えて ゴールドハンマーバーストもあるんだって? 各種マップパックのダウンロードのしかた GoW3って何時出るの?三部作なんだよね? 【全般】P.リロって? カバーキャンセルって何? 対戦を一人で出来る? なんかバグってるみたいなんですが・・・? イースターエッグあんの? キャンペーンやってると「~」がおかしいんだけど 【ストーリー攻略】トロイカでネーマシストを撃ち落したいのにすぐオーバーヒートします 車が落とされてしまいます 大砲のついた車が門の所で瞬殺されてしまいます 橋が壊れててダッシュしても落ちます 電気がつかなくなったらその後蜘蛛に殺されました 消化されました 血で\(^o^)/チャプチャプしました お魚が倒せません プレデターの倒してくる柱が避けられません でかいリーバーに殺されます ブルマックに乗ってたら広場みたいな所で詰みました 【マルチプレイ】オンライン対戦の仕方がわからない 誰がホストになってるの? 自爆できるらしいんだけど・・・ 【実績関係】実績リンクって何? 10万キルって正気かよ! 実績トラッカーって何? Pound of Fleshってどうやるの? COOPぶっ通しで最後までやったのにFriends with Benefitsが解除されません。チャプター選択でも全部マークついてます… 【製品情報】 前作からの引継ぎはありますか? ストーリーは前回の続きです。 前作Act.1をクリアしていれば、「カーマイン(兄)」 前作でCOGタグを10個集めていれば、「キム」 ハードコアでラーム将軍(ラストボス)を倒していれば、「ラーム」 が、マルチプレイ&ホード(ラームはホードでは不可)で使用可能になります。 2からやっても大丈夫ですか? 前回のあらすじが流れるので一応話は分かります。 ただ、1を遊ぶことが前提なら先にクリアすることをオススメします。 何人で遊べますか? キャンペーン(ストーリーモード):1~2人 ホード(協力モード):5人 対戦:10人(5vs5 / 2人x5チーム) 全て画面分割プレイを含みます。 また、今回キャンペーンは難易度を別々でプレイできます。 一人がCasual、もう一人がInsaneという遊び方が可能です。 日本版の特典とアジア・北米版の違い 特典(通常版含む) すべて吹き替え日本語。神翻訳健在。 7/30日発売日までに配信されたDLC追加 他の製品版ではカットされたミッション「ネクサスのへ道」追加 これらはゲーム本編含め、ディスク1枚に収録。 海外版にはない制限 オンラインは日本国内のみ。海外とマッチングできない。 ゴア表現が甘め。しかし、それほど違和感はない。 海外配信DLCを適用できない。 日本語版の規制詳細 一部マップに設置されている残虐表現を含むオブジェクト削除 傷口の断面の色 ミートシールド、ヘッドショット、ストンプの欠損表現の削除 ※「日本語版はヘッドショットが無い」と勘違いされている方が多いようですが、欠損表現がなくなっているだけで、ヘッドショット判定はあります。 実績 日本版と海外版との実績共有は出来ません。 日本版単独のものとなります。 日本版とアジア版・北米版とは別ゲーなのでCOOP・HORDE・MULTI不可 上の実績が別、からも分かるように日本版はアジア・北米版とは 別ゲーム扱いになる。What up?も点灯しないし呼ばれても ディスクを入れ替えろと言われるのがオチ。 日本語版の言語設定(字幕含む) xbox360本体の設定で言語をEnglishする事で、ゲーム内の全ての会話と字幕を英語に変更可能。 が、本体の地域設定などを変更しても、ゲーム内のゴア表現の変化、海外版とのマッチングなどに変更はありませんのであしからず。 (その他の言語は未確認) 北米版とアジア版の違いって? 北米版:通常は北米360でしか動きません。が、GoW2はリージョンフリーが判明しましたので大丈夫! アップデートなどのときに北米アカウントが必要な場合もありますので気をつけて! アジア版:日本360でも動く。内容は全て英語Ver.に順ずる。マニュアルは英語と中国語の両方で書かれてる。パッケージに戦争機器2(中国ではこう書く)と書かれてる。 海外版を入手して遊びたい! <出走店舗> 外→海外店舗 通→通常版 限→リミテッドエディション (表示価格には諸手数料は含まれてません。) ①いちばんかん 通\5,380 ②IFG 通\6,980 限\7,680 ③レイル 通\6,280 ④カオス ⑤ゲハリ ⑥祖父 通\5,980 ⑦阿蘇人 通\6,980 外⑧プレアジ 通$49.90 限$59.90 ⑨M F 通\6,600 ⑩ファミプラ 通\5,980 限\6,500 ⑪GSO 通\5,700 ⑫GameExpress 通\5,980 ⑬あみあみ 通\5,775 ⑭WSM 主な通販サイトは play-asia.com (送料込み4,970円 ※クレジットカードが必要 ) http //www.play-asia.com/ I FEEL GROOVY http //www.ifeelgroovy.net/ GameStationOnline http //www.gamestationonline.jp/ ゴールドランサーについて詳しく教えて 初回限定版(Limited Edittion)に同梱されているコードを入力することによってマルチプレイモードで使える金色のランサーです。 能力は通常のランサーとは一切違いません。ただ金ピカなだけ。欲しかったら限定版を入手すること。 海外版のゴールドランサーは現在IP規制のため日本国内からのダウンロードはできません。VPN接続を行えば可能です。 詳細:ダウンロードコンテンツ ゴールドハンマーバーストもあるんだって? 日本語版のリミデッドエディションにはDLコードが付属しています。 海外版は、GoW2発売日に行われた深夜発売イベントに参加するとゴールドハンマーバースト使用コードがもらえることになっています。 一部のアジア版に使用コードが付いている模様です。 こちらも性能は通常のものと変わりません。 各種マップパックのダウンロードのしかた ※現在、日本国内からCombustible Map Pack以外はダウンロード出来ません。タグ等の問題ではなく、日本からのダウンロードが規制されています。 詳細は↓ ダウンロードコンテンツ 日本語版には現在海外で配信されている追加マップすべてがディスクに含まれています。 GoW3って何時出るの?三部作なんだよね? 以下を参照 Cliff Bleszinski ノー。それに俺達は一度も3部作だと発表した事は無いんだよ。皆が3部作だ3部作だって言う理由が分からない。「Gearsは3部作になるそうですが」とか言うんだ。「俺は言ってない!俺じゃなくてジャーナリストだ!」って感じだよ。でも、このGearsユニバースが好きだし、Gears 2が売れてくれれば、更にシリーズは続けていくよ。 http //www.360gameszone.com/?p=3349 【全般】 P.リロって? パーフェクト・アクティブ・リロードのこと。 Gearsのシステムの特徴の一つで、武器の弾薬を再装填する時にタイミングよくリロードボタンを押すことによりリロード時間を短縮できるという音ゲー的な気持ち良さも入ったシステムがある。 さらに完璧なタイミングでリロードを決めると、威力がUPしたり連射速度があがるなどのボーナスも得られる。その完璧なタイミングをパーフェクト・アクティブ・リロードと呼ぶ。 カバーキャンセルって何? カバー行動をキャンセルして別の動きに繋げられるものでGoW2から意図的に入れられたもの。地味に便利。 操作方法はものによってちょっと違う。通常カバーはスティックを反対に入れるとキャンセルする。遮蔽物から遮蔽物へ移動するスワットターン中に前方向、もしくは後ろ方向へローディーラン入力するとそっちへ走ったり出来る。これによりよりスムーズなカバー行動が取れるようになる? 対戦を一人で出来る? 出来る。今回BOTが導入されたため自分一人だけがプレイヤーで回りは全部BOTということも可能。BOTは難易度調整も可能。 なんかバグってるみたいなんですが・・・? 現在、マッチングの不具合やショットガンの着弾の不具合が出ているようです。 詳細はバグを参照してください。 イースターエッグあんの? ある。 Gears of War 2 Easter Egg Dizzy Cowboy Hats 別ウィンドで高画質表示 橋からリグを落とすシーンとコープサーが出てくるシーンにも変化有り。 Insane以外でもイースターエッグは可能だが、 ハンドガンで撃たなければならない3個のハットは表示されない。 Live Co-opのドムでも可能だが成功後のハットは上記イベント以外表示がおかしくなる Gears of War 2 - Easter Egg - Toaster 別ウィンドで高画質表示 キャンペーンやってると「~」がおかしいんだけど ポーズメニュー → チェックポイントからロード ダメならチャプターのスタートからやり直しで大抵直る 【ストーリー攻略】 トロイカでネーマシストを撃ち落したいのにすぐオーバーヒートします RBで急速冷却できます(MULCHERもできます) 車が落とされてしまいます じじいスペシャルを食らわせると運転席のガラスが割れるのでドライバーを撃ち殺しましょう 大砲のついた車が門の所で瞬殺されてしまいます まずはその場から動かずに前にいる敵と右側から攻めてくるのを撃ちましょう あまり坂を下らずに全滅させるとTOWERがなんとかと言うので塔を撃って破壊しましょう 橋が壊れててダッシュしても落ちます 右側にジャンプ台がありますよ 電気がつかなくなったらその後蜘蛛に殺されました コープサーの弱点は顔です。顔を出してきたらすぐに撃ちましょう 消化されました 先端の緑色の部分を撃ちましょう 血で\(^o^)/チャプチャプしました 血管を全て切れば大丈夫です お魚が倒せません まず触手は撃ちまくるかチェーンソーその後目を撃って、口を開けたら近づき青い触手を撃ちましょう すると第二のお口を開けてくるのでグレネードのエサを放り投げましょう プレデターの倒してくる柱が避けられません 離れるか、ドムが避けろと言ってきたら避けましょう 倒れてくる柱の真下(根元)も安全地帯です でかいリーバーに殺されます 弱点は口です。触手に捕まれたら触手を撃ちましょう ブルマックに乗ってたら広場みたいな所で詰みました 詰んでいません。天井を支える柱を殴って壊しましょう 【マルチプレイ】 オンライン対戦の仕方がわからない ①マルチプレイヤーを選ぶ ②パブリックかプライベートかを選ぶ ③下の段のマッチングするゲームタイプを選ぶ player choice・・・・新マップのみ、全ゲームタイプから選択 elimination・・・新旧マップ、warzone、execution、guardianの3つゲームタイプから選択 territories・・・新旧マップ、annex、king of the hill、submissionの3つ ゲームタイプから選択 wingman・・・ツーマンセル、5チームによるチーム戦 horde・・・5人coop flash back player choie・・・旧マップのみ、全ゲームタイプから選択 ④スタートボタンでマッチング開始 あとはゲーム始まるまで待つだけ 誰がホストになってるの? ランダムで選ばれます。 日本人5人で組むとホストになれる確率が高くなる。 キャラクター選択が終わったあとに階級が表示される順番で誰がホストが確認出来ます。 ★ホスト判別方法(暫定版) キャラ&武器選択のカウントダウンで 最後のゼロ秒で2回カウント音した人がホスト。 各ラウンド終了時の勝利チーム&最後にキルした人の画面表示中にBボタンで武器を素振り(殴り)できなければホスト(自分が生存している場合のみ確認可能)。 自爆できるらしいんだけど・・・ キャンペーン以外ならグレネードを装備した状態でダウンするとRTで自爆できます。 それで敵を巻き込んでいれば実績が解除されます。 【実績関係】 実績リンクって何? 前作「Gears of War」で取得した実績の内容に応じて「Gears of War 2」のロック要素をアンロックできるというもの。 例えば「遺品:COGタグを10個集める」の実績を解除しているとマルチプレイモードで「キム中尉」を使用できるようになります。詳しくは実績を参照。 10万キルって正気かよ! 今回の実績はゲームモードに制限がありません。前回の「真剣勝負:ランクマッチで1万キル達成」は非常に苦しかったですが、今回はHORDEモードであろうと対戦であろうと一人プレイであろうと全てカウントされます。だからがんばれば「真剣勝負2.0」もなんとかなるハズ? 実績トラッカーって何? 実績の要素の途中経過を教えてくれるものです。例えば上記の「真剣勝負2.0」では100キル達成ごとに進行度を示すバーが表示されます。 また、WAR JOURNAL というゲームの履歴を見る項目がありますので、そこでも実績達成度を確認することが可能です。 Pound of Fleshってどうやるの? 肉盾を一瞬で砕かれるといいのです。肉盾してる時にブームやグレなどで粉々になります ダウンしている敵にグレを刺して素早く肉盾にしても大丈夫ですよ COOPぶっ通しで最後までやったのにFriends with Benefitsが解除されません。チャプター選択でも全部マークついてます… トレーニング飛ばしてないですか?
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【RTS】Art of War Red Tides part1 http //itest.5ch.net/test/read.cgi/iPhone/1506911085/ Art of War Red Tides part2 http //itest.5ch.net/matsuri/test/read.cgi/iPhone/1508493670
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(廃工場) 廃工場戦争外伝 雷光撃破戦 研究所襲撃 研究所襲撃外伝 (菊池軍曹戦) 第37支部突撃戦 神威市の戦い ストーリーモード 廃工場40 研究所50 1.5 菊池 2.0 第37支部 60 2.5 神威市70 2 全滅時 まっぷの最初へ アイテム持ち越し
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戦士 * アビリティ アビリティ名 LV 発動制限 備考 物攻アップ+5% 10 ジョブ 物攻+100 10 キャラ 【斧】物攻強化 15 ジョブ ダブルアタック 15 ジョブ 【斧】物攻強化II 15 ジョブ 物防アップ+5% 20 ジョブ 物攻+100 20 キャラ エクストリームガード 25 ジョブ 【斧】物攻強化II 25 ジョブ HPアップ+5% 30 ジョブ 物攻+100 30 キャラ レイジバースト 35 ジョブ 物攻+5% 40 キャラ 物攻+100 40 キャラ 【斧】物攻強化III 45 ジョブ ダブルアタック 45 ジョブ 物防アップ+5% 50 ジョブ 物攻+200 50 キャラ HPアップ+5% 55 ジョブ ウィーク効果アップ 55 ジョブ 物攻+200 55 キャラ 物攻アップ+5% 60 ジョブ 物攻+200 60 キャラ
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『一年戦争前史』 20世紀末、人口増加にともなう地球環境の悪化は、ほとんど末期的な状況を呈していた。 近い将来、人類の生存圏としての地球は完全な破綻を迎えることは明らかであり、残された道はただ一つであった。 宇宙への移民である。 この一大事業は地球連邦政府によって推進された。紛争調停・経済交流を主目的として創設された地球連邦は、 諸国家に対して強い強制力を持つものではなかった。 しかし、スペースコロニー計画という巨大プロジェクトを軸に、権力組織としての実体を備えた組織へと変わっていった。 連邦政府は、コロニーへの移住権を切り札に、紛争の停止、資源の一括管理、経費の分担、労働力や技術の提供を諸国家に強制した。 こうした活動のうちに地球連邦政府は巨大化していった。 こうして約半世紀をかけて最初のスペースコロニーは完成し、人類は宇宙への移民を開始した。 これにともない西暦(D.C.)を宇宙世紀(U.C. )へと移行、本格的な宇宙時代が始まる。 月の軌道上に存在する重力の安定した点、ラグランジュ・ポイントには次々とコロニーが建設され ”サイド”と呼ばれるコロニーの集合自治体を形成していった。 月もまたその中の中継基地として開発が進み、多くの街が造られ、人類は着実に宇宙へと、その居住圏を拡大していった。 移民が進み、人類の半数以上が宇宙で生活するようになると、地球連邦政府と宇宙移民者(スペースノイド)の間に軋轢が生まれ始めた。 エリート意識を持った地球連邦が、各サイドを植民地のように扱いだしたのだ。 それに対し、政治家ジオン・ズム・ダイクンは”コントリズム(サイド国家主義)”を提唱、連邦の政策を批判した。 ”コントリズム”(後に”ジオニズム”と呼ばれる)とは、これ以上の地球の汚染を防ぐため、人類は宇宙に移り住み、 それにより人類は新たなる進化の段階に進むことができると考えた思想なのである。 ジオン・ズム・ダイクンは、この思想をサイド3で実践した。 宇宙世紀0058年、サイド3は地球連邦からの独立を宣言、ジオン共和国を樹立した。 連邦政府はサイド3に対し経済圧迫を加え、各サイドに対しても弾圧を強めた。 しかし、これは連邦政府への更なる不満をスペースノイド達の間に生む結果となった。 ジオンの思想に協調するものが、多数サイド3へ集まったのである。 宇宙世紀0068年、ジオンは志半ばで病死し、ジオンの右腕だったデギン・ソド・ザビが第2代首相となった。 一部でジオンはこのデギンに毒殺されたとの噂が流れたが、真相は定かではない。 そして翌年、サイド3はデギンを公王とし、ジオン公国を宣言。 ザビ家による独裁体制が敷かれた。 宇宙世紀0078年10月、ジオン公国は長年にわたり準備を進めてきた地球連邦政府への独立戦争を決行すべく、 国家総動員令を発令、開戦は秒読み段階に入った。 『一年戦争勃発』 宇宙世紀0079年1月3日、ジオン公国は地球連邦政府に対し宣戦布告をする。かくしてジオンの独立戦争が始まった。 ジオン公国軍は宣戦布告と同時に、地球周回軌道上の連邦軍艦隊に対し攻撃をかけた。この戦闘でジオン軍は新兵器「モビルスーツ」を初投入し、連邦はその威力を思い知ることになった。 また、ジオン軍によって、戦場に散布された”ミノフスキー粒子”は電波を乱反射させる特性によりレーダーを無力化した。 このため遠距離のレーダーによる索敵は不可能となり、レーダー誘導の兵器は全く役に立たなくなった。 戦闘は有視界による近距離戦闘が中心となり、ジオン軍の新兵器「モビルスーツ」は小回りの利く人型機動兵器として、その有用性を発揮した。一方、レーダーに頼った艦艇による砲撃戦を主戦術とした連邦軍艦隊は、成す術もなくこれに大敗したのである。 時を同じくしてジオン別動艦隊は、サイド1、2、4に奇襲攻撃をかけ、NBC(核・生物・化学)兵器の無差別攻撃により 3つのサイドを全滅させ、約30億人を虐殺した。 『コロニー落とし』 ジオン軍の攻撃は宇宙だけでなく地球に対しても行われた。 全長約30km、直径約6.5kmの巨大な円筒形であるスペースコロニーを地球に落とす「ブリティッシュ作戦」である。 1月4日、ジオン軍工作部隊によりサイド2のコロニーの1つに装着された核パルスエンジンを点火。 正規の軌道をそれたコロニーは地球へと向かって自由落下を始めた。 地上落下時の破壊力はヒロシマ級原子爆弾300万発分、これは人類史上最大級の破壊兵器である。 その落下目標地点は、連邦本部であり地球上で最大の規模を誇る軍事基地、南米「ジャブロー」であった。 これを察知した連邦軍は、コロニー落としの落下コース付近にいる集結可能な残存艦隊を集め迎撃を開始した。 ジャブローを失えば後がない連邦軍は執拗な攻撃を繰り返す。 しかし、ジオン軍のモビルスーツの前にまたも連邦艦隊は敗北した。 1月10日、コロニーは大気圏へと突入を開始する。ここでジオン軍に大きな誤算が生じた。 連邦艦隊の攻撃で破損していたコロニーは、大気圏突入の衝撃で崩壊、アラビア半島上空で四散してしまったのである。 バラバラになったコロニーはコースを外れて落下、ジャブローは難を逃れることになった。 コロニーは北アメリカとオーストラリア大陸に落下、ジャブローは無事だったものの、地球連邦政府は大きな損害を受ける結果になった。 1月3日の開戦からコロニー落としまでの7日間の激戦は、後に「一週間戦争」と呼ばれた。 『ルウム戦役』 一週間戦争後、失敗に終わったジャブローへのコロニー落としを再度敢行すべく、ジオン軍は艦隊の再編成を開始した。 ジオン宇宙攻撃軍総司令ドズル・ザビ中将が指揮をとり、所有艦艇の大部分を集結させ、大艦隊を編成したのである。 こうして再度ブリティッシュ作戦を実行するべく、サイド5(ルウム)に向けてジオンの大艦隊が出撃した。 対する連邦軍も総力戦を決意、名将と名高いレビル将軍の指揮下、ルナ2艦隊を中心に残存艦隊を集結、 ジオン艦隊の3倍もの大艦隊でサイド5へと向かった。 1月15日、ジオン軍と連邦軍の艦隊はルウム宙域で激突、総力戦を展開する。こうして宇宙世紀史上最大の艦隊戦が始まった。 当初、圧倒的な数の優位と名将レビル将軍の采配により、連邦艦隊は優勢に戦いを進めていた。 ジオン艦隊はコロニー落としのための、工作部隊とその護衛に戦力をさかねばならず、苦戦を強いられらのである。 やがて、ドズル・ザビ中将はコロニー落としを断念、全戦力を艦隊戦に投入する総力戦に切り替える。 そして、この戦いでも勝敗を分けたのは”モビルスーツ”だった。 艦艇数で劣るジオン軍は大量にモビルスーツ「MS-06S ザクII」を戦線に投入、連邦艦艇の攻撃に当たらせた。 ミノフスキー粒子散布下のレーダーの効かない状態で、小回りの利くザクに対し、連邦の艦艇は有効な攻撃手段を持たず、 次々と撃沈されていった。 そんななか、5隻もの艦が一瞬にして沈められるという出来事がおこる。 機体を赤く塗装しており、連邦から「赤い彗星」と恐れられたシャア・アズナブル少佐の驚異的な戦果であった。 こうしたエースパイロットの働きもあり、戦いの流れは大きくジオン側へと傾いていった。 連邦軍の敗色が濃くなり出したそのとき、敗北を決定づける出来事が起こった。 乗艦を撃沈され脱出したレビルが、ジオンの特殊部隊「黒い三連星」に発見され、捕虜にされてしまったのだ。 艦隊の司令官であり、カリスマ的存在だったレビルを失ったことにより、連邦艦隊の士気は低下、この後、全艦撤退することになる。 この戦いで連邦艦隊は宇宙戦力の大部分を失うという決定的な打撃を受けた。 しかし、ジオン軍も勝ちはしたものの、コロニー落としは失敗し、多くの艦艇を失う苦しい勝利となった。 一週間戦争とルウム戦役。この二つの戦いによって55億人もの人間が死亡した。 この数は地球圏の総人口の約半数に当たるものだった。人々は自らの行為に恐怖したが、戦いはまだ終わらなかった。 『南極条約締結』 1月28日、ジオン公国から地球連邦政府に対し、休戦条約締結の申し込みがされた。 ルウム戦役の大敗で宇宙戦力のほとんどを失い、弱体化していた地球連邦政府はこの提案の受け入れを決定。 1月31日に永久中立地帯である南極大陸で条約締結が行われることになった。 実はジオン公国の戦争目的はこの条約締結にあった。 人口や資源で連邦より圧倒的に劣るジオン公国は、長期戦になれば勝ち目がない。 そこで短期決戦で連邦軍を圧倒し、その軍事力を見せつけることにより、連邦に休戦条約締結を受け入れさせることが真の目的だったのである。 その内容も休戦条約とは名ばかりのジオン公国の独立自治権承認、連邦軍の軍事縮小といった事実上の降伏勧告であった。 何十億人ものコロニー市民を虐殺したのも、ジャブローにコロニー落としを(結局失敗に終わったが)行ったのも、 すべてはこの条約締結を有利に進めるための材料づくりに過ぎなかったのである。 1月31日、南極大陸の連邦軍基地でジオン、連邦双方の代表団による、休戦条約締結のための条約会議が行われた。 ここまではジオン公国側がほぼ思惑通りに事を進めていた。しかし、ここで全く予想外の出来事が起こった。 ルウム戦役で捕虜となっていたレビル将軍が、奇跡の生還を果たしたとの報が会議場に飛び込んできたのだ。 会場は騒然となり会議は一時中断された。 レビル将軍は、通信可能な回線を使い演説を行った。 「我が連邦軍以上にジオンも疲弊している! ジオンに残された兵力は少ない!」 これが後に言われる「ジオンに兵なし」の演説である。 この演説により、連邦軍は息を吹き返した。連邦の代表団は徹底抗戦を決意。条約は大きくその内容を変更することとなった。 結局、「南極条約」はNBC兵器の使用とコロニー落としの禁止、木星資源採掘船団の不可侵、 捕虜の取り扱いについてを取り決めた程度の戦時条約にとどまった。 ジオン側の思惑はもろくも崩れさり、戦争は長期化の様相を呈した。 『地球侵攻作戦開始』 戦時条約にとどまった南極条約の締結により、短期決戦による戦争終結、独立自治権の獲得というジオン公国の思惑は完全に崩壊した。 この段階で終戦協定を結んでも、ジオンにとって有利な条件は望むべくもなく、もはや残されているのは徹底抗戦への道だけであった。 そうと決まればジオンの対応は早かった。 地球上の軍事拠点と鉱物資源、化石燃料の確保のため、兼ねてから進められていた計画「地球侵攻作戦」を、すぐさま実行に移したのである。 コロニー国家であるジオンは固有の資源を持たない。戦争を終結させるためにも、資源の確保は不可欠の問題であった。 かくしてジオン軍の地球侵攻作戦は開始される。艦底にHRSL(降下用カプセル)を装着したムサイ級巡洋艦が多数、 地球の衛星軌道上に集結したが、これを食い止めるだけの戦力は連邦軍には残ってなかった。 2月7日、衛生軌道上からのジオンの宇宙戦闘艇によりミノフスキー粒子が散布された。 レーダーが使用できなくなった地球上の連邦軍は、正確なジオン軍の降下地点を掴めず、 有効な迎撃をする事も出来ないまま、降下作戦を許すことになる。 ジオン軍は2月中に大規模な降下作戦を3回行った。 連邦軍バイコヌール基地とウラル山脈周辺に対して行われた第一次降下作戦。 カリフォルニア基地とニューヨーク周辺に対して行われた第二次降下作戦。 そして、第三次降下作戦は北京周辺、マレー半島周辺、オーストラリア北岸が選ばれ、 ザクを収容した多数のHRSLが各降下ポイントに向けて投下された。 この一連の降下作戦で、地球上の数々の重要な拠点がジオン軍の支配下に落ちた。 中でも連邦軍にとって最大の痛手となったのは、北アメリカのカリフォルニア基地を奪われたことだった。 連邦軍にとって南米ジャブローに次ぐ大規模な軍事基地であり、海軍軍港、空軍基地、宇宙港、 各種兵器の開発生産施設まで有した一大軍事拠点だったのである。 カリフォルニア基地は、占領後ジオン軍の地球侵攻の中心基地となり、兵器工場はモビルスーツ生産工場に改装され、 以後、地球上で使用するモビルスーツの大半は、ここで開発、生産されることになった。 『地球侵攻作戦』 一週間戦争、ルウム戦役、地球降下作戦と、立て続けに大規模な軍事行動をとったジオン軍だが、連邦軍同様戦力の疲弊は著しかった。 ましてや地球上の各占領地区を防御、維持するためには、戦力の状況は急ぎ解決しなければならない課題となっていた。 4月に入ると、ジオン軍は占領した各地の工業施設を使い、戦力の増強を開始。 特に地球上のジオン軍の中心基地であるカリフォルニア基地では、様々な地上用のジオン製兵器の生産が行われた。 中でも幸運だったのは、占領時に潜水艦とその造船所を無傷で手に入れたことだろう。 コロニー国家であるジオンにとって”海”は未知の存在だった。 潜水艦の造船技術など有るわけもなく、それを無傷で手に入れたことは、何よりの収穫だったといえる。 ジオン軍はさっそく潜水艦を改良、モビルスーツ搭載能力を持たせ、ジオン潜水艦隊の設立を急いだのである。 航空機もまた、コロニー国家であるジオンにとってノウハウのない分野だった。 コロニー内という特殊な条件下では航空機の飛行実験は行うことが出来ず、コンピュータによるシミュレーションだけで設計がなされた。 そして地上で初めて生産され、空を飛ぶことになったジオン製の航空機は多くの問題点を抱えていた。 例えば、ガウ攻撃空母と呼ばれる超大型の戦略空中空母などは、推進器として18機もの熱核ジェットエンジンが使用されていたが、 常に下方ジェットエンジンに30%の推力を振り分けないと、浮力を維持することができないという無駄の多い代物だった。 もちろんジオン軍のお家芸であるモビルスーツも地球用機体の開発、生産が進められた。 水中用や砂漠用といった局地戦用モビルスーツは今後の作戦展開上、必要不可欠な存在であったし、 何よりもジオンの汎用モビルスーツである「ザク」にしても、宇宙用と地上用では内部機構に違いがあったのである。 こうしてジオンは地球の占領維持に努力を重ねたが、戦局はその後、停滞することになる。 『膠着状態』 ジオンの地球侵攻作戦により、連邦軍は、喉元にナイフを突きつけられた格好になった。 しかし、現状でこれに対抗するだけの戦力のない連邦軍にとって、まず軍備を補強するのが先決だった。 こうして、0079年4月「ビンソン計画」と「V作戦」が発動された。 「ビンソン計画」とは、ジャブローを中心とした生産拠点にて、マゼラン級巡洋艦、サラミス級巡洋艦といった、 宇宙艦艇を急ピッチで建造、先の戦いで壊滅した宇宙艦隊を再建させるという計画である。 「V作戦」はジオン軍と連邦軍の決定的な戦力差である、MSの開発、量産を究極的な目標とする計画であった。 一方、地球侵攻し成功したとはいえ、ジオンにしても連邦にとどめをさせるほどの戦力を有しているわけでもなかった。 ジオンの国力では地球侵攻で得られた占領地を維持していくのが精一杯だったのである。 4~8月にかけて、両軍とも戦力増強や資源採掘に重点が置かれ、各地では小競り合いやゲリラ戦が展開されるだけで 大規模な作戦は行われなかった。 『連邦反撃開始』 その間、連邦軍は「ビンソン計画」を急ピッチで進めていた。 先の敗戦で得た教訓をもとに、各所に改良を加えた再設計による艦艇を新造、着実に宇宙軍の再編を進めたのである。 「V作戦」も確実に進行していた。 7月にはRXシリーズで一番開発の遅れていた「RX-78 ガンダム」の一号機がサイド7で完成、最終テストを開始した。 また、同時期に南米ジャブローではRXシリーズの母艦となるペガサス級強襲揚陸艦の1番艦「ホワイトベース」が就役していた。 このホワイトベースとRXシリーズは、一年戦争終結までに多大な戦果を挙げているが、特にこの時期にジオンに与えた衝撃は大きかった。 ホワイトベース隊はサイド7にてMSの受領中にジオン軍と交戦、正規の乗組員がほとんど死亡し、少年少女達で運営されていたにも関わらず、 10月4日には北米シアトルで、ザビ家の末子ガルマ=ザビ大佐を戦死させたのである。 「V作戦」の進行に伴い、9月にはMSの試作と生産が並行して行われた。 少数ではあるが、先行量産型MSがロールアウトしたのもこの時期である。 これら、量産用の生産ラインが完成する以前に造られたMSはいずれも「試作」的な要素が強く、比較的高性能な機体が多かった。 これらのMSは、これ以上のジオンの侵攻を防ぐため、戦略上重要な地域に優先して配備された。 東南アジアをはじめ、地下資源が豊富で、旧世紀来の工業施設などが置かれているような地域である。 そして、10月、ようやくMSの量産体制が完了。 ジオン軍との戦力差を埋めるべく、急ピッチで「RGM-79 ジム」の量産が開始された。 ジムのコンピュータには、テスト用試作機「RX-78」で得られた実戦データが組み込まれており、 新米パイロットが操縦しても高い戦闘能力を発揮した。 また、量産機でありながらビーム兵器の使用も可能で、この点でもジオン軍の「ザク」を凌駕していた。 かくして、反撃態勢を整えた連邦軍は、いよいよ反撃作戦を開始したのである。 『オデッサの戦い』 黒海の港、オデッサ。そこには地球侵攻に成功したジオン公国軍の最重要拠点の一つがあった。 ジオンは中央アジアから東ヨーロッパ一帯の鉱山を奪取、その根拠地がオデッサに置かれていたのである。 地球連邦軍は均衡状態にあったヨーロッパのミリタリーバランスを一変させるため、反抗作戦の矛先をオデッサに向けた。 作戦が成功すれば、ジオンは最大の資源供給地を失い、以後の戦いも有利になるはずである。 連邦軍はこの戦いに地上兵力の半数を投入した。 この作戦には「V作戦」の成果であるペガサス級強襲揚陸艦とRXシリーズのMSが、後方撹乱の任務をおって参加していた。 もちろん、ジオンはこの連邦軍の動きを察知してはいた。 しかし、オデッサ方面の指揮官、マ・クベ大佐の上官であるキシリア・ザビ少将は、本来、月の制圧維持がその最大の任務であり、 ”黒い三連星”をマ・クベのもとに送るのが精一杯であった。 彼らはルウム戦役でレビル将軍を捕虜にしたエース部隊であり、彼らをもって連邦軍の新型MS部隊に対抗しようとしたのである。 戦争終結まで続く、ザビ家内部の不協和音により、これ以上の増援は見込めず、ジオン軍は窮地に陥ることになる。 そして11月7日、オデッサを中心に陣形を整えたジオンに対し、連邦の侵攻が始まった。「オデッサの戦い」の始まりである。 『オデッサの敗戦』 オデッサでの激戦は3日間続いた。マ・クベ大佐は、南極条約で禁止されている核兵器をも使用してオデッサを防衛しようとしたが、 結局は、レビル将軍率いる連邦軍の前に撤退を余儀なくされた。 ジオン軍高官達は宇宙巡洋艦ザンジバルにて宇宙に撤退。 残された兵は連邦軍に投降したが、一部はアフリカのジオン勢力圏に撤退、その後も戦い続けた。 一部宇宙に撤退したジオン軍は、「ビンソン計画」により宇宙艦隊の増強を続ける連邦軍を横目に本国の防衛準備に取りかかった。 もとより宇宙でもジオン軍の戦力増強は行われていた。宇宙要塞ソロモンが5月に、宇宙要塞ア・バオア・クーが6月に完成。 これによりジオン軍は、ソロモン、ア・バオア・クーと月面基地グラナダを結ぶ本土防衛ラインを完成させていたのである。 『潜水艦部隊の活躍』 オデッサでの敗戦によリ、ジオンは地球での勢力圏を縮小せざるをえなかったが、まだ連邦に対抗できる戦力が残っていないわけではなかった。 特にこの頃、活発に動いていたのが潜水艦部隊である。 地球侵攻に成功したジオン軍は、まず地球用の局地戦用のモビルスーツの開発を急いだ。 砂漠やジャングルなど、ある程度過酷な環境も想定して作られていたモビルスーツではあったが、 実際その環境下で使用してみると、予想以上に機体にかかる負担が大きく、作動不良が相次いだ。 事を重く見たジオン軍は、急ぎ局地戦用モビルスーツの生産に乗り出したのである。 特に、地球上の7割を占める海を手中に収め、地球でのイニシアチブを取るために、水陸両用のモビルスーツが必要とされた。 コロニー国家故に海を持たないジオンにとって、水中用モビルスーツの開発は困難なものだったが、 局地戦用、水陸両用のモビルスーツの生産は急ピッチで進められた。 5月には、これらのMSは、連邦軍カリフォルニア基地を占領した際に接収し、MSを搭載出来るように改造された潜水艦に配備された。 海水による機体冷却が可能な水中用モビルスーツは、高出力のジェネレーターを使用でき、 固定武装としてメガ粒子砲の装備で、高い戦闘力を持ったジオンの水中用モビルスーツは、連邦海軍の脅威となった。 9月には、ジオンの潜水艦部隊による大西洋の連邦軍残存艦隊掃討戦が行われた。 開戦時のコロニー落としの際、降り注いだコロニーの破片による津波や異常気象で、すでに太平洋方面の大部分の艦隊を失っていた連邦海軍は、 このジオンによる掃討戦で、事実上海での主導権を失ったのである。 11月27日、この活躍目覚しい潜水艦部隊が、ジオン再反撃のチャンスをつかんだ。連邦軍本部ジャブロー基地入り口の発見である。 『ジャブロー侵攻作戦』 天然の地下大空洞を利用して作られた地球連邦軍本部ジャブロー基地は、地球最大の軍事基地であった。 総敷地面積42万平方km、45万人が生活する巨大な軍事基地である。そこには本部を始め、宇宙艦艇建造ドッグやMS工場などがある。 核攻撃にも耐えられるといわれるこの地下基地は、まだ正確な所在がつかめず、ジオンの地球制圧にとって大きな障害であった。それゆえ開戦当初、ブリティッシュ作戦において、ジオンはコロニー落としの最終目標をジャブローにとしていたのだ。 しかし、ブリティッシュ作戦は失敗。その後のジオン軍は牽制のための定期爆撃を仕掛けることぐらいしかできなかった。 連邦軍はその間にジャブローで力を蓄え(ビンソン計画)、緒戦で受けた痛手を回復したのである。 ジオン軍は歯噛みをしつつもそれを観ていることしかできなかった。 シャア・アズナブル大佐率いる、潜水艦部隊マッドアングラー隊は、ペガサス級強襲揚陸艦ホワイトベースの失態につけ込み、 ついにジャブロー基地の正確な攻撃ポイントを発見したのである。 11月27日、マッドアングラー隊の水陸両用モビルスーツがジャブローに向かうホワイトベースを追撃、 カムフラージュされた宇宙艦艇用の大型ハッチを発見した。 「我、ジャブローの最大の入口を見つけり」 この報告にカリフォルニア・ベースは色めきたった。 かくしてジオンのジャブロー侵攻作戦は開始されたのである。 『ジオンの衰退』 11月30日、ジャブロー基地破壊の命を受け、カリフォルニア・ベースより飛び立ったジオン軍ガウ攻撃空母編隊は、 ジャブローに対して、MSによる降下作戦を行った。 だがジャブロー上空の対空砲火は予想以上に激しく、ジオン軍はガウ、MS部隊双方ともに甚大な被害を受けた。 無事に降下したMSも、この戦いで実戦投入されたRGM-79ジムの本格量産タイプを筆頭とする連邦の地上部隊と交戦、苦戦となった。 また、先行してジャブロー内に侵入した特殊工作隊の破壊工作(MS工場に爆薬を仕掛けようとした)も失敗に終わったため、 ジオン軍は撤退せざるをえなかった。 ジャブロー侵攻作戦の失敗により、ジオンの地球での勢力は大きく後退した。 ジャブロー基地を攻めるだけの余剰戦力がなくなってしまったのみならず、カリフォルニア基地の兵力が激減したため、 連邦軍は後背を気にせず各地のジオン軍を掃討できるようになったのである。 ヨーロッパから撤退したジオン軍にとって最大の鉱山地帯であるアフリカ。 12月初め、ここで連邦軍による掃討作戦が行われた。 これは残るジオン軍最大の拠点を叩くことで、地球のジオン勢力を一掃し、宇宙に出るに当たり後顧の憂いをなくそうというものだった。 ジオン軍はこのアフリカが落ちればあとがなくなる。 オデッサの敗戦以降、アフリカにはかず多くのジオン兵が逃げ込んでいたため、善戦はしたが、 やはり連邦軍の圧倒的な物量の前には役に立たなかった。 一部、地下に潜伏し、戦後も戦い続けたような部隊を除いて、ジオン軍は敗走することになる。 こうして地球において、ジオンの勢力が駆逐されつつある中、主戦場は再び宇宙へ戻っていった。 『星一号作戦』 ジオン最大の宇宙艦隊が駐留する、宇宙要塞ソロモンを攻略し、地球圏の制宙圏を奪取する。 そして、ソロモンを基点に全艦隊でサイド3占領に向かう。 これが、混沌とした戦局を打開する為に連邦が計画した「星一号作戦」の全貌である。 12月2日、ティアンム大将指揮下の大艦隊が出撃した。 艦隊を構成する数十隻の艦艇には「ビンソン計画」に従い、すべてMS搭載能力が与えられており、 将兵は一週間戦争、ルウム戦役の雪辱をはらす一念に燃えていた。 また、前後して、作戦の目標がソロモンであることをジオン側に悟らせない為に、 第13独立部隊所属の強襲揚陸艦ホワイトベースを始めとする囮艦が、それぞれの方向へ出撃していった。 12月5日、ティアンム艦隊はルナ2に入港。 ここに駐留していた艦隊と合流した。ここに来て、ジオン側でも集結した連邦艦隊の目標がソロモンであることを察知していた。しかし、ソロモンに対して行われた増援は、わずかに試作モビルアーマー1機という、心もとないものであった。 決して出せる兵力がなくなったのではない。 実際、本国により近いア・バオア・ク-や、キシリア・ザビ少将が守る月には、新造艦が優先配備されていた。 これは、ソロモン要塞防御の指揮を執る、ドズル・ザビ中将が政治闘争において兄妹に敗れたことを意味するものであった。 12月20日未明、ワッケイン大佐が指揮する第3艦隊が、まずルナ2を出港した。 続いて第5、第9艦隊が続き、2日後の22日、艦隊主力であるティアンム艦隊がルナ2を後にした。 その頃、第13独立部隊ホワイトベースは、幾多の敵と交戦しながら、ソロモンを目指していた。 ホワイトベースはレビル将軍によってニュータイプ部隊と宣伝されており、それ故にジオンの集中攻撃を受けていたのである。 しかし、RX-78-2ガンダムの奇跡的な活躍を始めとする奮戦によって、そのいずれも撃破していた。 12月24日、ホワイトベースは合流した第3艦隊とともに、サイド4の残骸に紛れつつソロモンの宙域に突入した。 ソロモン攻略戦の始まりである。 『ソロモン攻略戦』 第3艦隊はパブリク型突撃艇を展開し、ビーム撹乱幕を形成する特殊ミサイルをソロモンに発射。 これによってビームが拡散されるようになり、要塞主砲及び対空砲座の大部分が無力化した。 だがそれは連邦軍のビーム砲を封じる結果にもつながる。 そのため、ドズル中将はこの作戦をMS戦に持ち込む為の戦術だと考えたが、連邦には別の勝算があった。 この作戦は、サイド1の暗礁宙域に隠れていた連邦主力のティアンム艦隊が、連邦軍の要塞攻略用秘密兵器「ソーラ・レイ」を ソロモンに向けて展開する時間を稼ぐために実行されたものだったのである。 戦いの最中、姿をあらわしたティアンム艦隊に対して、ドズル中将も戦艦グワランを主力とした遊撃艦隊を出撃させたが、 兵力差が大きく、兵からは援軍を求める声も上がった。しかし、ドズル中将はその要請を一蹴した。 兄妹に助けを求める行為など、彼のプライドが許さなかったのである。これが、ソロモンの致命傷になった。 400万枚にも及ぶ巨大な反射ミラーを用いて、要塞に光の焦点をあわせ、太陽の光熱でこれを焼き払う。「ソーラ・システム」という、 予想もしなかった兵器の攻撃により、ソロモンの要塞設備、温存艦艇及び遊撃艦隊、そして大量のMSが破壊された。 戦闘のイニシアチブは連邦の手に移り、連邦のMS部隊はソロモンに取り付きつつあった。 マ・クベ大佐率いるソロモン支援艦隊も、既にグラナダを出撃していたが、間に合いそうもなかった。 全兵力の4分の3を失ったドズル中将は残った艦艇とMSをソロモンに集結させ、最後の一戦を行うことを決意。 自ら試作型巨大モビルアーマー”ビグ・ザム”に乗り込み、出撃した。 強力な拡散ビーム砲と、ビームバリアを搭載したビグ・ザムの戦闘力は圧倒的であり、ソーラ・システムの第2射に注意を集中して、 防御が手薄にしていた連邦艦隊は虚を付かれた形となった。 ビグ・ザムは、瞬く間に戦艦5隻、巡洋艦8隻を撃沈した。 この際、連邦総旗艦である「タイタン」が沈み、ティアンム大将が戦死している。 ビグ・ザムは、最終的にホワイトベース隊の肉迫攻撃によって破壊、ドズル中将は戦死した。 だが、中将は自らの死をもって稼ぎ、残存ジオン艦隊をサイド3方面から脱出させたのである。 12月25日、陥落したソロモンに連邦艦隊が入港した。戦争は最終局面を迎えようとしていた。 『ソロモン攻略戦』 第3艦隊はパブリク型突撃艇を展開し、ビーム撹乱幕を形成する特殊ミサイルをソロモンに発射。 これによってビームが拡散されるようになり、要塞主砲及び対空砲座の大部分が無力化した。 だがそれは連邦軍のビーム砲を封じる結果にもつながる。 そのため、ドズル中将はこの作戦をMS戦に持ち込む為の戦術だと考えたが、連邦には別の勝算があった。 この作戦は、サイド1の暗礁宙域に隠れていた連邦主力のティアンム艦隊が、 連邦軍の要塞攻略用秘密兵器「ソーラ・レイ」をソロモンに向けて展開する時間を稼ぐために実行されたものだったのである。 戦いの最中、姿をあらわしたティアンム艦隊に対して、ドズル中将も戦艦グワランを主力とした遊撃艦隊を出撃させたが、 兵力差が大きく、兵からは援軍を求める声も上がった。しかし、ドズル中将はその要請を一蹴した。 兄妹に助けを求める行為など、彼のプライドが許さなかったのである。これが、ソロモンの致命傷になった。 400万枚にも及ぶ巨大な反射ミラーを用いて、要塞に光の焦点をあわせ、太陽の光熱でこれを焼き払う「ソーラ・システム」という、 予想もしなかった兵器の攻撃により、ソロモンの要塞設備、温存艦艇及び遊撃艦隊、そして大量のMSが破壊された。 戦闘のイニシアチブは連邦の手に移り、連邦のMS部隊はソロモンに取り付きつつあった。 マ・クベ大佐率いるソロモン支援艦隊も、既にグラナダを出撃していたが、間に合いそうもなかった。 全兵力の4分の3を失ったドズル中将は残った艦艇とMSをソロモンに集結させ、最後の一戦を行うことを決意、 自ら試作型巨大モビルアーマー”ビグ・ザム”に乗り込み、出撃した。 強力な拡散ビーム砲と、ビームバリアを搭載したビグ・ザムの戦闘力は圧倒的であり、ソーラ・システムの第2射に 注意を集中して、防御が手薄にしていた連邦艦隊は虚を付かれた形となった。 ビグ・ザムは、瞬く間に戦艦5隻、巡洋艦8隻を撃沈した。 この際、連邦総旗艦である「タイタン」が沈み、ティアンム大将が戦死している。 ビグ・ザムは、最終的にホワイトベース隊の肉迫攻撃によって破壊、ドズル中将は戦死した。 だが、中将は自らの死をもって稼ぎ、残存ジオン艦隊をサイド3方面から脱出させたのである。 12月25日、陥落したソロモンに連邦艦隊が入港した。戦争は最終局面を迎えようとしていた。 『ソーラ・レイ』 12月26日、温存されていたレビル将軍率いる艦隊がソロモンに入港した。星一号作戦は、最終段階に入ろうとしていた。 終結した連邦艦隊に対して、ジオン首脳部の動揺は少なかった。 彼らにとっては、ソロモンの陥落はある程度予想されたものだったのである。 ギレン・ザビ総帥は月とア・バオア・クーを結ぶ最終防衛ラインで連邦艦隊を撃滅できる成算があった。 彼の手元にはソロモンに送られなかった新型の艦艇、MSがまだ残っていた。 そして、「ソーラ・レイ・システム」と呼ばれる決戦兵器の存在があった。 「ソーラ・レイ」は、サイド3の「マハル」と呼ばれる密閉型コロニーを、巨大なレーザー砲の砲身として使用する、 究極の決戦兵器として開発された。 1回の発射のために、サイド3の電力のほぼ全てを消費し、直径数キロのレーザーを発射するというシロモノである。 29日、連邦艦隊はソロモンを出港した。作戦目標は、ジオン最後の宇宙要塞であるア・バオア・クー、そしてサイド3だった。 そのころ、サイド3のジオン本国では、ソーラ・レイの使用に備え、民間用の電力の使用制限が行われていた。 すでに、「マハル」からの強制移住が行われるなど、ジオン国民はかなりの圧制を強いられていた。 長い戦いにおいて、多くの成人男子が戦場に駆り出されてもいた。 すでに徴兵ラインは15歳以上にまで下がり、学徒兵動員が盛んに推奨された。 こうした状況を憂慮した、ジオン公国公王デギン・ソド・ザビは、独自に連邦との和平交渉を行うべく、 戦艦グレート・デギンに座乗し、連邦艦隊との接触を試みた。 しかし、それは実権を握るギレン総帥にとって容認できないことであった。 12月30日、戦艦グレート・デギンは、連邦軍第1連合艦隊指令のレビル将軍と、レーザー通信を用いた接触に成功した。 しかし、デギン公王が接舷した連邦軍旗艦フェーベに乗り込もうとしたその時、ギレン総帥は決断を下した。 ソーラ・レイを用いて、連邦艦隊もろともデギン公王を消滅させようと考えたのである。 直径4キロのレーザーが3秒間に渡って宇宙を切り裂いた。 その光量は、人類が生み出した最大のものであり、光は、地球上からでも観測されている。 集結していた連邦艦隊は、ソーラ・レイの照射によってその3分の1を一瞬のうちに失った。 レビル将軍をはじめとする多くの将兵が戦死し、指揮系統に壊滅的な損害を受けた。 『ア・バオア・クー攻略』 しかし、連邦軍首脳は「ジオンに時間を与えれば、再びソーラ・レイを使う機会を与えることになる」として、 残存艦隊にア・バオア・クーへの再進撃を命じた。 12月31日、連邦軍は戦艦マハル、ホワイトベースを中心に残存艦隊を再編し、ア・バオア・クーへの進撃を再開した。 ジオン軍もまた、ソーラ・レイの威力を目の当たりにして士気は上がっていた。 連邦軍は要塞砲を無力にすべく、パブリク突撃艇、宇宙戦闘機を繰り出した。 しかし、ソロモンの戦訓を得ていたジオン側は対空ミサイルで応戦、突撃艇は次々と撃沈されていった。 すでに要塞攻略の切り札であったソーラ・システム搭載艦艇は、ソーラ・レイの照射とともに失われており、 打つ手のない連邦軍は、MS隊を射出、各艦艇もア・バオア・クーに突入した。 戦局は当初、ジオン優位に進んでいた。 しかし、全軍を指揮していたギレン総帥が、キシリア・ザビ少将の手によって暗殺されるという出来事により局面が変わった。 これで一時的に指揮系統の混乱が起きたジオンは、戦線を支えていた大型空母ドロスを失い、防衛力が低下した。 連邦艦艇は次々とア・バオア・クーに接舷、戦いは白兵戦に持ち込まれた。 この激戦のなかで、勇名を馳せたホワイトベースも沈んでいった。 正午を過ぎる頃、戦いの趨勢は決した。 ジオン艦艇の中に不利を察して、小惑星帯の宇宙要塞アクシズや暗礁宙域へと落ち延びる艦も出始めた。 全軍を指揮していたキシリア少将も、ザンジバル級機動巡洋艦によって脱出を計ろうとしたが、 サラミス級巡洋艦の砲撃によって、乗艦を撃沈され戦死。 これにより、ア・バオア・クーは陥落した。 『終戦』 一族のほとんどが死に絶え、ザビ家独裁は崩壊した。 残されたジオン公国議会はの動きは素早かった。 ザビ家派を排除し、再び共和制へ転換して国家維持を図ったのである。 年も明けぬ間に、ジオン共和国を名乗った政府は、サイド6を通じて終戦協定の締結を申し入れた。 戦いに勝利したとはいえ、連邦もまた疲弊しきっており、この申し入れは受諾された。 ジオン軍の中には、終戦を認めておらず、小惑星アクシズや暗礁宙域に逃れた部隊も数多く存在した。 しかし、連邦政府は復興政策優先のため、彼らの存在を無視した。 これが後々の禍根になっていくのである。 こうして、終戦協定は月面都市グラナダで批准された。ときに、U.C.0080年1月1日のことであった。 しかし、この終戦は始まりの終わりでしかなかった。 総人口110億人中、60億人が死亡してもなお、人類は戦いに飽いてはなかったのである。
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GOD EATER BURST 【ごっどいーたー ばーすと】 ジャンル チーム連携型ハイスピードハンティング 通常版アペンド版 対応機種 プレイステーション・ポータブル 発売元 バンダイナムコゲームス 開発元 シフト 発売日 2010年10月28日 定価 UMD版 4,980円DL初版 4,477円アペンドディスク版 2,000円 プレイ人数 1~4人 レーティング CERO C(15才以上対象) 廉価版 PSP the Best2011年9月15日 UMD版 2,800円 / DL版 2,500円2013年6月6日 UMD版/DL版 1,800円(全て税抜) 判定 良作 (管理人裁定による) 改善 (管理人裁定による) ポイント 主人公がアバターなのに喋るアペンド版は前バージョンの修正ディスクに該当 GOD EATERシリーズ 概要 追加点・改善点 新規ストーリー キャラクター関連 アクション面・難易度の調整 システム周りの仕様改善 問題点 総評 余談 概要 システムやストーリー、音楽などの評価は高かったものの、理不尽なまでの難易度で批判を浴びた『GOD EATER』に新キャラやストーリーなどの追加を行ったアッパーバージョン。 ただ単に新要素を追加しただけでなく、無印をプレイしたユーザーの意見を元にゲームバランス、システムが徹底的に調整・改善されている。 略称は「GEB」または「バースト」。本作の発売を受けて『GOD EATER』は「無印」と呼ばれるようになった。 なお本記事では無印からの追加点・改善点を中心に紹介するため、ゲーム内容・基本システムについては「無印」の記事を参照していただきたい。 追加点・改善点 新規ストーリー キャラクター関連 ストーリー関連 新規ストーリーは無印のエンディング後のストーリーであり、実質続編と言える。 無印で報われなかったキャラクター(主人公含む)にスポットが当たっており、ユーザーからの評価も高い。逆に無印で活躍した第一部隊の面々は出番が少なめ。 ラスボス戦の流れも非常に熱く、BGMと相まってかなり燃える展開となっている。エンディングで泣いたという人も少なくない。 無印では空気だった主人公だが、本作の追加ストーリーでは見せ場が多くちゃんと主人公をやっている。さらに最終盤のムービーではなんと台詞があり、しかも叫ぶ。ムービーの内容や専用BGMの熱さと相まって本作屈指の名場面となっている。 主人公が喋るムービーはわずか3つで、その内ナレーションとして喋っているものと苦悶の声を上げるものを除くと、純粋に主人公が台詞を喋るのはその1回しかない。だがそのたった1回だからこそ強く印象に残り、プレイヤーの心に響く。 ちなみに主人公の声はキャラメイク時に男女それぞれ20パターンから選べるうえに全てのパターンで台詞が存在するので、これらの場面も男女合わせて40パターン存在することになる。 「どうせ大して喋らないんだし」と適当にしたり、ふざけてボイスを設定したりすると大抵ここで後悔する。 主人公であるアバターがイベントなどによるムービーで喋るのは本作が初となる。 今までのゲームでは主人公であるアバターが喋るムービーはなかった。 キャラクター関連 無印に登場していたサブキャラクターがより個性豊かになった。もともと設定されていた性格やキャラ設定もさらに深く掘り下げられ、完全にキャラクターとして独立した。会話やメールも追加され、より彼らの人間性に迫る事が出来る。 特に防衛班の面々はグラフィックも主人公用のモデリングが流用されていたものが固有のものになり、一部キャラの声優変更、ボイス新録などがなされている。モブキャラが一人前のキャラクターになった、といえばわかりやすいだろうか。なお、新規ストーリーにしか登場しない純粋な新キャラも存在する。 中でも「潜在能力は高いが妙に誤射が多い」という設定を持っていた台場カノンは設定がさらに強調されて「普段は弱気なドジっ娘だが戦闘では攻撃的な性格に豹変する」「全体的にNPCの思考パターンが改善されている中で彼女のみプレイヤーが射線に入っても容赦なく射撃する(*1)」「誤射しても謝るどころか誤射相手を邪魔物扱いする」という二重人格気味(*2)な性格に変更され、その性格と可憐な容姿とのギャップからプレイヤーの間で「誤射姫」「大馬鹿ノン」の愛称がつけられて一躍人気キャラとなった。 余談だが、「彼女を連れて行くとレア素材が出やすい」というジンクスがゲーム内の設定で存在し実際にプレイヤーの間でもまことしやかに囁かれており、誤射で吹っ飛ばされるのを覚悟で そして誤射を喰らい毒づかれたくて 彼女を連れて行くドMプレイヤーも多く存在する。 キャラクターのボイスパターンも主人公も含めて大幅にバリエーションが増えた。 誤射したときは謝ってくれたり(悪態をついて開き直るキャラもいるが)、ミッション終了時にはいろいろ喋ったりするので、より共闘感が高まる。 ストーリークリア後に条件を満たせば、ストーリーの都合で使用できなくなったNPCを再度ミッションに連れて行ける。 中には一部プレイヤーから熱狂的な支持を受ける華麗なるあのキャラクターも。 また、初回特典限定のNPCも存在する。内容は既存のキャラクターのコスチュームを変更したものの他、作中ですでにゴッドイーターを引退したキャラの現役時代を再現したNPC、はたまた正体不明の華麗に戦う謎のNPCも使用可能になる。 上記のように、当初は「初回特典限定」であったが、2011年12月よりこれらのNPCが全プレイヤーに解放され、使用できるようになった。しかも無料。 オープニング・ムービー・サウンド関連 オープニングの曲は「Over the clouds -BURST mix-」になり、曲そのものにかなりのアレンジが入った。良曲の良アレンジであり、フルバージョンが聞きたいという声も多い(*3)。 曲に合わせて変更されたオープニングアニメも、相変わらずクオリティは高い。 BGMのコンポーザーは椎名豪氏が続投。 数は少ないものの、新曲のクオリティも高い。 アーカイブとして一度見たストーリームービー・BGM・NPCの戦闘ボイス観賞モードが実装された。さらに無印のオープニングやダイジェストムービー、追加アクションなどが解説されるチュートリアルムービーも閲覧可能という大盤振る舞いである。 アーカイブは「自室のターミナル」でしか見られないため、無印では存在意義がほとんどなかった自室に行く意義ができたとも言える。また、NPCの部屋のターミナルにも、量としては多くないが彼らの趣味や人となりを知ることのできる情報が追加されている。 服装や装備は、現在のものがそのまま反映されるのもうれしいところ。ただし無印同様あまりネタに走るとシリアスなムービーが台無しになるので注意。 アクション面・難易度の調整 装備品関連 新たな装備品が多数追加され、無印版からほぼ倍増している。既存品にも大幅に調整が加わり、無印版で非常に多かったマイナススキルの数は大幅に引き下げられた。 強化が途中で終わってしまうような死んだ装備が存在せず、好きな装備の系列で最後まで戦い抜くことができる。戦術を練れば、ストーリー中でも個性を出した装備で戦って行くことができる。扱いやすい便利な装備も用意されており、初心者への窓口が大きく開かれた。特定の武器防具は最終強化した後にカラーチェンジもできる。 「トリアン」戦法に関わっていたバレット、スキル、アイテムなどが下方修正を受け、それだけを使ってのごり押しはできなくなっている。ただしあくまで無印と比較して弱くなっただけであり、決して死に調整がされたわけではない。 無印で不遇だったブラストはバレットエディットの仕様変更やアラガミバレットの大幅な強化を受け大きく地位を向上させた。逆に無印時代に猛威を振るったスナイパーは相対的に地位を落としたが、前述の通り「使えない」ほどではなく、問題なく活用できる。 バレットも種類が増えており、エディットの幅が大きく広がった。 無印では設定・イベントで登場するだけだった回復弾が正式にバレットとして追加された。回復量はそれほど多くないが実質的に際限なく使える回復手段が追加された(*4)ことになるため、回復アイテムが尽きてもかなり戦えるようになった。 「攻撃力はないがエネルギー消費が非常に少ない」装飾弾が追加された。地形以外に当たり判定がない特性を持ち、使い方次第でバレットの燃費・構成自由度が大きく向上する。 バレット試射時のターゲットが実体化されており、バレットが当たったときの挙動や属性ごとのダメージを確認できるようになった。 細かいことではあるが、バレット名に漢字が使えるようになった。 無印版では一回の効果毎に僅か約0.004%のダメージしか与えられなかったヴェノムが、結合崩壊前にアラガミが倒れる事もあるほどに強化(*5)された。 アクション・ミッション関連 難関ミッションは難易度が調整されたり、クリア必須でなくなったりしたため、無印版と比較してストーリー進行は遙かに容易になった。 無印版で配信されたダウンロードミッションも全て収録されているため、遊び応えも十分。 また、同じバンナム製の『ソウルキャリバーシリーズ』や『太鼓の達人シリーズ』、『とある魔術の禁書目録』や『アニメ店長』など、無料DLCによる他の作品とのコラボレーションも積極的に行っている。 難易度4以降にスタート地点がランダムになる仕様が撤廃され、戦略を立てやすくなった。 剣による攻撃モーションにも手が加えられ、前述の「トリアン」戦法の下方修正もあり相対的に剣モードが強化された。 特に空中ガードとコンボの締めに捕喰行動がとれる「コンボ捕喰」の追加が大きい。これらのおかげでより積極的に空中戦を挑めるようになり、バースト状態を保つことも容易になった。 コンボ捕喰は従来の捕喰(*6)と比べてスキが少ない分バースト時間がチャージ捕喰の半分、アラガミバレットの入手数が1発だけ(*7)と劣る部分も多いため、状況に応じて使い分ける必要がある。 バースト状態でOPが自動回復するようになり、さらにバースト状態時にのみ効果を発揮する「バーストスキル」が追加され、バースト状態の重要性が増した。 バーストスキルには体力自動回復など通常のスキルに存在しない効果も多く、いかにバースト状態を維持できるかが攻略上でも重要なポイントとなっている。 リンクエイド後の復活に15秒の猶予が設けられ、任意のタイミングで戦線に復帰できるようになった。 そのため「復帰した瞬間に敵に攻撃される→再びやられる」といった事故のスパイラルを回避しやすくなっている。 攻撃をくらったときに受け身を取れるようになった。これにより「攻撃を喰らう→ダウン→起き上がったところに攻撃を喰らう」いわゆる起き上がりハメが激減した。 なお多段ヒット攻撃を喰らった場合は、受け身を取ると無敵時間が無くなって逆にダメージが増えてしまう。受け身を使うべき状況と使うべきでない状況がきっちり分かれており、「攻撃を喰らったらとにかく受け身」というパターンになることを防いでいる。 NPCの能力強化 大雑把ながらNPCに対して指示が出せるようになり、敵の分断、各個撃破が行いやすくなった。 指示は全4種類と少ないが敵の誘導、索敵、分断と一通りのことは可能なので、使いこなせるかどうかはプレイヤーの腕次第となる。 NPCの性能も大幅に向上している。 思考ロジックと耐久力が強化され、放置してもかなり長い間粘ってくれる。特にソーマやリンドウは初心者がお手本に出来るほどの立ち回りを行う。 遠距離型NPCの誤射も全体的に減少。ただし台場カノンだけは例外で、プレイヤーが射線上に入っても他のキャラと異なり遠慮なく射撃してくる。(*8) リンクエイド最優先の思考も改善され、ちゃんと状況を確認して回避行動をとりつつ蘇生を試みてくれる。 逆に回避優先の思考になったためになかなかリンクエイドに来てくれないことも。 PCへ合流するためにアラガミに捕捉された場合はその場で戦闘を始め、アラガミを足止めしてくれる。 NPCはPCが近くにいないと回避を優先するため、長時間足止めしていてもダメージはさほど与えられないが。 逃走したアラガミを再捕捉したときは即攻撃を仕掛けず、主人公が初動を起こすまで(たとえばチャージ捕喰を当てるまで)待ってくれるのもポイントが高い。それが裏目に出て戦闘中に敵が逃げ始めたりスタングレネードを使ったりすると即攻撃を止めるのがマイナス点ではあるが。 無印では新型神機使いのNPCはアリサとクリア後使用不可能になるシオだけだった事もあり、リンクバーストの恩恵を感じ辛い部分があった。今作では新型神機使いが増え(*9)、アラガミバレット獲得数の増加、NPC・アバター共にリンクバーストを積極的に行ってくれる思考パターンの構築(特に復帰後のアリサは顕著)といった要素により、ソロプレイでも容易にリンクバーストレベル3になれるようになった。これにより仲間との共闘感がより高められている。 このゲームでは体力が尽きても完全に倒れ伏すまでは戦闘不能とはみなされない仕様だが、回復弾を撃てるNPCは「プレイヤーが倒れ伏す寸前に回復弾を命中させて戦闘不能をキャンセルする」という絶妙なサポートをしばしば行ってくれる。安心して、むしろ積極的にミッションに同行させたい頼れる仲間となった。 ストーリークリア後のチャレンジ・ダウンロードミッションでは、強制的にプレイヤー一人で出撃しなければならないミッションもある。それをプレイするといかに本作のNPCがありがたい存在であるかがわかるだろう。 アラガミ関連 新アラガミ「ハンニバル」およびその亜種とも言える「ハンニバル侵喰種」が追加。どちらもただ追加されただけではなく、追加ストーリーに深く関わる。 本作でもダウンロードコンテンツにて新規アラガミ(骨格を流用したものだけでなく、完全な新規骨格のアラガミも)や装備の配信等が行われている。勿論無料。 他のアラガミの身体を取り込み攻撃手段をコピーした「ヴィーナス」、片腕が銃になった亜人型アラガミの「ヤクシャ」とその上位種「ヤクシャ・ラージャ」など、どいつもこいつも(良い意味で)一癖も二癖もある良敵。中でも両腕のブレードと背中のブースターによる超高速突進を武器とする「カリギュラ」(*10)は対戦時のスピード感、攻撃モーションのカッコよさから非常に人気が高い。 他のダウンロードミッションもただ全ての敵を倒すだけでなく、バレットエディットの駆使や如何にターゲット以外の敵から気付かれないようにして戦うかなど、創意工夫を行わないとクリアが難しいものがある。 既存のアラガミは能力のバランス調整が行われている。異常な攻撃力、防御力、当り判定が修正され、回避困難な攻撃やハメに近い戦法にも修正が入った。 これらの調整によって難易度が引き下げられた本作ではあるが、一部のプレイヤーの間では「難易度が下がりすぎた」と言う声もある。ただしそれはあくまで無印版の地獄をクリアしたプレイヤーの意見であり、決して「ヌルくなった」わけではない。 この手のアクションゲームの初心者にとっては厳しいミッションもあり、ストーリークリア後に挑戦可能になるチャレンジミッションやダウンロードミッションは無印版経験者でも手を焼く難関揃い。チャレンジミッションやダウンロードミッションはミッション説明文を一見するととてもじゃないがクリアできそうに無いもの揃いだが、実際はトライ エラーを繰り返して適切な装備や作戦を考え、腕をほどよく上げればきちんとクリアできる内容である。 システム周りの仕様改善 前作や体験版、今作のキャラデータを引き継いで遊ぶことが可能。コードネーム以外の項目は変更できる。 無印版をプレイしないと出現しない要素はないので、本作から始めるプレイヤーでも安心してプレイできる。 ミッションリタイアやミッション中の一時停止が可能になった。 NPCの能力強化等による相対的な難易度の低下と合わせ、いわゆるマラソンも容易になった。 キーコンフィグが4タイプから選択可能になった。 最重要アクションでもあるガードを1ボタン押しで発動できるようになったのは非常に大きい。 バースト状態の残り時間がゲージとして表示されるようになった。 これにより効果がいつ頃切れるかがわかりやすくなったため、より計画的にバースト状態を運用できるようになった。 一度クリアしたミッションの戦闘BGMを変更できるようになり、特定のミッション限定だった曲も自由に流せるようになった。 上位素材→下位素材への変換(もしくは逆)ができるようになり、素材を集める手間が幾分減った。 アラガミ素材は難易度による素材レアリティでの変換以外にも、原種→堕天種(もしくは逆)といった変換も可能な場合がある。当然ではあるが一部のレア素材は変換不可能。 一部のアラガミ素材はこの変換を活用しないと収集が非常に厳しいものがあった。現在ではDLCにより確定報酬、或いは追加報酬として高確率で入手できるミッションが追加されたため大幅に緩和されている。 モンハンシリーズのギルドカードと『ディシディア ファイナルファンタジー』のフレンドカードを足したような「アバターカード」が追加。 カードにはミッションや装備作成の履歴、武器の使用比率が表示されるほか、マイキャラの武装と服装を「アバター」として登録し、すれちがい通信で他のプレイヤーに配信することが可能。受け取ったアバターはNPC同様ミッションに連れて行けるため、ゲーム攻略の大きな助けとなる。さらに、ミッションに同行させたアバターは一定確率で「素材」を入手し、再度すれちがい通信で更新された時に相手に素材を持ちかえる。レア素材を入手してくる事もあり、非常に嬉しい仕様といえる。 アバターはアバターカードに記載されている装備と交換した時点で所持しているバレットを持って参戦するため、既存NPCにはない個性を充分に発揮してくれる。 所謂「ガチ装備」で固めた構成でもいいし、複数のマイナススキル・台場カノン以上の誤射能力を発揮するバレットのみを持たせたネタ構成でもOKと非常に自由度が高い。 マルチ、シングル(一人プレイ・NPCあり)、ソロ(一人プレイ・NPCなし)で別々にクリアタイムが記録されるようになった。 ソロプレイではノーダメージとノーアイテム、さらにその両方を同時達成した時(パーフェクト)にもタイムが記録される。 その他ゲームバランス全般の調整、不具合修正など多数。 問題点 不具合・バグ・誤植 残念ながら今回も細かいところに粗が残っている。発生率はそこまで高くないとはいえゲーム展開に支障をきたすものもいくつか報告されている。中でも「操作タイプ・Dを選択時にロングブレードの(ゲーム側の設定ミスによる)重大な挙動不具合が発生する」のはどうにかならなかったのだろうか…。 過去に一回フリーズ対策のための修正パッチを配布したのだが、こちらの修正パッチは結局配布されなかった。 操作タイプDの不具合は修正困難だったのか、GE2では操作タイプDそのものが削除されている。 また不具合という程ではないが、アバターカードのすれちがい通信には非常に時間がかかる。 平均して2~40秒もかかるので「すれちがわない通信」と揶揄される事も。カードの情報量が多いため仕方が無いが。 誤植も一部存在する。 また誤植ではないが、使われているフォントの関係で「パ行」と「バ行」の区別がつきにくい。 本編での追加アラガミが少ない 本編で登場する追加アラガミは前述のハンニバル(およびハンニバル侵喰種)のみで、若干物足りない(*11)。 ダウンロードミッションにて新規アラガミが数多く追加されている(*12)ので、それも合わせれば十分な数ではある。 DLCで追加されたアラガミの内、ラーヴァナとヤクシャ系は単体討伐ミッションがない。 両者とも集団戦がコンセプトのアラガミなので、単体討伐がないのは当然であるが。 ラーヴァナのモーションが若干おかしい。 ヴァジュラがベースになっているのだが、全体的にフワフワガクガクしていたり、仰け反った後に一瞬全く動かなくなるなど違和感が凄まじい。 武器のバリエーション 大幅に種類は追加されたもののカラー・属性違いのみというのが多く、目新しさには欠ける。もっとも無印発売から本作の発売まで8ヶ月しか経っていないので、そこまで求めるのも酷な話ではある。 ただカラー・属性違いを一つの系統に纏めたとしても、系統数は無印時代から倍以上に増えているためボリュームはある。 『2』では新武器追加が発表されているので、期待が高まる所である。 武器のカラーチェンジは強化扱いで毎回素材と金を消費しなければならない上、その強化の仕様も3種類の候補から1つ>一度デフォルトカラーに戻す>3種類の候補から1つというローテーションになっていて面倒臭い。 カラーチェンジに使う素材は店でも買えるありふれたものであり、金額についてもそこまでたどり着いたプレイヤーにとってはほとんど負担にならないレベルである。 その他、細かい不満 キャラメイクの関係か、全てのNPCで基本モデルは同一になっている。 そのため設定では頭一つくらい違うキャラでも皆同身長という事に違和感を持つ人も多い。 アイテム使用のショートカットコマンドは今作でも実装されておらず、相変わらずアイテム使用には一手間かかってしまう。 操作に同時押しや長押しが多いので、PSPではボタンの都合上コマンドを割り振る余地が無いと思われる。 スタッフロール前後のムービーはスタッフロールとセットになっており、単独では見られない。 移動速度が速い敵がこちらを追う時にT字路で曲がりきれず同じ場所をウロウロする事が多い。 どうも自分と相手の間に障害物がある場合は一度引き返して再度追うといったルーチンが組まれているようなので、スタングレネードなどでターゲットをリセットしてやればちゃんと行動するようになる。 NPC関連 プレイヤーが近接攻撃を当てないまま時間が経過するとアサルト、スナイパー以外を装備しているNPCが戦闘を放棄する事がある。 単独行動中のNPCが特定の位置に差し掛かると、その付近をウロウロし始める事がある。 これらも思考ルーチン上の問題と思われる。 命令を出せるようにはなったが、索敵、散開命令をした時のNPCの進行ルートはどちらも同じ。 総評 無印版の内容を全て収録した上で新規要素を多数追加。さらに無印の問題点もほとんどが解消・改善されている。 何よりきちんと遊べるバランスになっている点が最大の評価点であり、まさに『GOD EATER』の完成型と言える良作となった。 完全版商法と言えなくもないが、無印版を持っているならば最初から安価なアペンド版を買うという選択肢が用意されている点も特筆に値する。 無印版から改悪された点は基本的に無いので、もし今から始めるのであれば本作一択。 無印版の理不尽さに挫折した人、ドラマチック ハイスピードな狩りゲーを体験したい人はぜひ手にとってみてほしい。 なお、レビューサイト「PSP mk2」での評価も76点のAクラス判定(2011年10月9日現在)とユーザーからの評価も上々。 ミッションランク3の序盤まで=ゲーム全体の約5分の1以上を収録、マルチプレイ可、セーブデータを製品版に引き継げるという豪華な体験版が無料配信されているので、それをプレイしてみて肌に合うかどうか確かめてみると良いだろう。 余談 DLCは2011年9月15日のVer1.51"GRAND FINALE"(*13)で最後と思われていたが2013年6月6日にDLC Ver1.6"NEW ORDER"が、そしてその2週間後ver1.61"NEW ORDER "(*14)が配信された。 最終段階まで強化した装備をさらに強化できるようになるという、『2』へ向けたアップデートとなっている。 そしてその5ヶ月後の11月14日、ついに『GOD EATER 2』が発売された。本作に新たな要素を加えた、正統進化といえる出来上がりとなっている。詳細については当該記事にて。 クロスオーバー作品『PROJECT X ZONE』にアリサ、ソーマ、雨宮リンドウが参戦。時系列は本編ストーリークリア後となっている。主人公はキャラメイク仕様上、登場していない。 ペアユニットであるアリサとソーマは実際に言えば原作での絡みはあまりない。 しかし『PROJECT X ZONE 2 BRAVE NEW WORLD』では『2』準拠になり、アリサはソロユニットに降格するが続投。ソーマ、雨宮リンドウはリストラとなった。代わりにシエル、ナナに交代となった。 何故外されたのかは言及されていないので不満の声が出ていた。一部では研究職で出るタイミングがなかったのではと考察する人もいた。
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戦争を司る大天使ラジアが求めるのは、全力の参加である。 Razia, archangel of war, demands total commitment. ディセンション バトルボンド 【M TG Wiki】 名前